CPUファンが一瞬回って止まるを繰り返す時の対処法

BIOSアップデート

先日PCショップにて、ジャンクコーナーに良さげなマザーボードがあったので購入してみました。

GIGABYTEのGA-H87-DH3

LGA1150のhaswell世代のCPUソケット です。

メモリも4枚刺せるし、PCIExpress3.0に対応

フロントUSB3.0も付いて、お値段税込み2178円と思いきや、割引の日だったらしく1900円台(詳しくは忘れました)で購入できました。

見た目は少々埃がついていましたが、ピン折れやピン曲がりも無さそうだったので、これは動くだろうと思い、問題なく動作すれば、今のPCのマザーボードが「GA-H81M-D3V-JP」なのでアップグレードできそうだなと。

現実はそう甘くはなかった

家に帰ってさっそくマザーボードの掃除をしました。私が掃除に使うのは化粧品のチークを塗る時に使われる筆のような物です。
毛先が細かくて柔らかいので、マザーボードの掃除に最適です。
一通り掃除が終わったので、最小構成で起動確認をしてみます。
CPU i3-4150
メモリ DDR3 4G1枚
電源24ピンとCPU補助6ピン×2

BIOSが立ち上がってくれれば、もう勝ったも同然なのですが、何度起動させても、電源とCPUファンが一瞬回って止まる、一瞬回って止まるを繰り返して、画面にはなにも表示されません。CMOSクリアも試しましたがダメでした。

マザーボード以外は、動作確認済みのパーツなのです。
通電するけど、BIOSが立ち上がらないという状態なので、考えられることは以下になります。
1・マザーボードの故障
2・BIOSのデータクラッシュ
3・メモリの異常
4・CPUの異常
5・BIOSが古く第4世代のCPUに対応できていない

この中でCPUとメモリは動作確認済みの物を使っているので、4は無いとして、まずメモリの抜き差し、スロット変更、スロット側の清掃など試しましたが、やはりCPUファンが一瞬回って止まるを繰り返しています。

見た感じマザーボードの故障はなさそうなので、BIOSのデータクラッシュかバージョンが古くてCPUに対応できていないのだろうという事で、ROMライターでマザーボードのBIOSのROMに直接BIOSデータを書き込むことにしました。

ROMライターでBIOSデータの書き込み

gigabyteのサイトから最新のBIOSをダウンロードして、ROMライターに保存。

CA341Aのソフトを使ってROMライターでBIOSデータを書き込みます。

BIOSの書込みが終わったので、CMOSクリアして電源ON。

一度CPUファンが回って止まりましたが、2回目に回った瞬間に見事に画面にBIOSが映りました!

今回はBIOSのデータ破損かバージョンが古かったのかどちらの原因かは不明ですが、メモリ関連で改善しない場合は、やはりBIOSをROMライターで書込むのが対処法としては最善かと思います。

ジャンクマザーボードではなく、まだ保証がついてるマザーボードの場合は、ROMライターで書込みすると保証対象外になる可能性があるので、自己責任で行ってください。

 

 

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