BS・CSデジタル放送が映らない、受信出来ない等のトラブルにはいくつかの原因があります。
BS・CSアンテナを新設した場合はDC15Vの電源をアンテナに送ってないと映りません。
ブースターが付いている場合は、ブースターからアンテナに電源を送ってあげます。
ブースターがない場合は、テレビからアンテナに電源を送ります。(テレビがBS・CS対応であればメニューに有り)
BSブースターがない場合、天候等によっての電波の高低に影響を受けやすくなります。
家中すべての部屋にBSの電波を送りたい場合は、UHF(地デジの電波)と混合させて
電波を増幅させるやり方が一般的です。
日本アンテナ CS・BSブースター(UV混合) UV混合パスタイプ 共同受信用 CSB-C25C-SP
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こちらは、BSと地デジを混合させる事が出来るBS混合ブースターです。
下記の画像は一般的なBS混合のやり方の配線図です。
出力の先には分配器がきます。
一つの部屋でのみ単独でBSを視聴する場合は、ほとんどブースターは不要かと思いますが、
まれに必要なケースもあると思います。
BS混合ブースターなしで、一つのテレビに単独配線してくる場合、
BSアンテナに電気(DC15V)を送ってあげてください。
レコーダーもしくはテレビにBS・CSチューナーが付いていれば
テレビやレコーダーの本体から配線を伝ってBSアンテナに電気を送る事が出来ます。
また、戸建てでBS混合ブースターを使っている場合や、マンションやアパートで建物自体にBSアンテナがある場合(個別に設置してないケース)では、
レコーダーやテレビの「BS・CSアンテナ電源の設定」はAUTOまたはOFFにして下さい。
そうしないと「アンテナ線がショートしています」などのメッセージが画面表示される事があります。
表示が出て困っている方は、BS・CSアンテナ電源設定をOFFにして、一度テレビやレコーダーの電源を再起動させてみて下さい。
その他にBSが映らなくなる原因には同軸ケーブルの折損や接続不良等があります。
その辺の基本的な原因は地デジと変わりありませんので
地デジが映らない原因と対策をご参照下さい。
BSアンテナの角度の微調整
BSアンテナは細かい角度の調整で全く映らなくなります。
台風の後に映らなくなったという場合は、アンテナの角度がずれた可能性もあります。
ブースター故障
BSを地デジと混合させてる場合は、BS混合ブースターを付けてあると思います。
このBS混合ブースターのスイッチにもDC15Vをアンテナに送る機能がありますのでここもチェックポイントです。
あとは単純にブースターが故障してしまったケースもあります。
その他
・そもそもBSデジタルを受信出来るチューナーがない。(テレビやレコーダーに内臓されてない)
・NHKのBS102は2011年の4月1日よりチャンネルがなくなりました。
102を選局すると101に強制的に切替わる場合もあります。
BSの安定視聴におすすめ
NTTのフレッツテレビなら地デジもBSも安定して視聴する事が出来ます。
CS・スカパーが映らない
CS・スカパーも基本的にはBSと同じです。
アンテナが古い物を使っていたりすると、BSしか映らなかったり、CSの高周波数域に対応していなかったりします。
BSもCSも両方視聴したい場合は、BS/110°CSデジタル対応の物をつければ間違いありません。
テレビ1台のみに直接つなげる場合には、BS同様にテレビやレコーダーからDC15Vの電気をアンテナに送ってあげてください。
複数台のテレビで視聴したい場合は、家の分配器の手前に地デジ/BS/CS対応ブースターが必要です。
家の中のアンテナ線(同軸ケーブル)が古い物だと、電波の減衰が大きく映らないチャンネルがでたり、ブロックノイズが発生することがあります。