地デジやBS放送が突然映らなくなる原因の一つに「ケーブルの折損」があります。
テレビ線、アンテナ線などと呼ばれていますが、正式には「同軸ケーブル」といいます。
今日は最近あった事例の中で、折損したケーブルを写真に撮ってきましたのでご紹介します。
家中のテレビが映らなくなったという事でお伺いしたお宅です。
左側は伸ばした状態で、右側は曲げてみた状態です。
ケーブルが折れているのが分かるかと思います。
この状態になると、ケーブルの曲がり具合で電波の通りが良くなったり悪くなったりします。
気温の変化でもケーブルは伸び縮みしますので、何も触っていなくても、ある日突然トラブルが発生します。
これは地デジでもBSでも同じです。
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テレビの裏側でケーブルが曲がった状態で収まっていると、年月と共に折損していきます。
これが一台のテレビやレコーダーに接続されているだけのケーブルなら一台だけに影響しますが、
ブースターのPS(電源供給装置)でブースターに電気を送っているケーブルだった場合、
電気が通らなくなって、家中すべてのテレビが映らなくなります。
地デジ対応ブースターの記事も参照してみてください。