テレビ用分配器の役割
テレビ分配器は、アンテナからきた電波を各部屋へ分けるためにあります。
だいたいはブースターの後に接続されていて、部屋のアンテナ線を繋ぐ差込口(テレビ端子)へ繋がっています。(テレビ端子がなくケーブルが直接きてる場合も有り)
分配器の種類
2分配器(損失レベル→4dB)
4分配器(損失レベル→8dB)
6分配器(損失レベル→12dB)
8分配器(損失レベル→12dB)
(注意)損失レベルは目安です、実際には個体差があります。
一般的に利用されているのは、この4種類の分配器があります。
4LDKの家でしたら、4分配か6分配が付いていると思います。
分配数が多いほどケーブルを多く分けれるのですが、その分テレビ電波の損失も大きくなります。
地デジを見るのに適した電波レベルは、テレビ等のチューナーの性能によりますが
大体55dB~80dBぐらいまでです。
レベルが足りない時は地デジブースターを設置して電波を増幅させます。
分配器の場所
自分の家の分配器がどこにあるか分からない場合は、分配器は家屋が古い場合、屋外に取り付けてある場合も多く、1つではなく2つ3つと分配されているケースも珍しくありません。
最近の戸建てでは、屋内のユニットバスの点検口の中や2階の点検口(天井裏)の中、もしくは集中BOX(電話やLANなども一緒になっている場合が多い)に分配器があります。
似たような機器で分岐器があります。