共聴施設の盲点
高層ビルや鉄塔などの影響でアナログ放送が電波障害になりアンテナ受信が出来なくなった場合に
電柱からテレビ施設の線を引いてテレビを視聴出来る様にする共聴施設があります。
この電波元は、様々ですがケーブルテレビの施設から引いてあるのであれば問題ないのですが、
管理会社単独の共聴施設や電力会社の鉄塔によって設備された共聴施設は
基本的にアナログ放送しか保障されていません。
で、運の悪い事に。場合によってはデジタル放送を共聴施設で受信出来る状態のケースもあります。
こうなった場合「うちはもうデジタル放送に対応しているから大丈夫」こう思ってしまうはずです。
ところが蓋を開けてみると24日の正午からテレビが見れなくなるという事態が発生しました。
アナログは勿論のことデジタル放送もです。
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偶然みれていた地デジは保障された物ではないので、共聴施設の設備を停止すると同時に
テレビが映らなくなるという事になってしまうのです。
このケースの場合、自分でアンテナを立てて地デジを受信するか、ケーブルテレビや光テレビサービスに加入しないとテレビが見れない状態が続いてしまいます。
そんなの知らなかったという声を多く聞きましたが、しっかり事前に通達されているはずです。(回覧板等)
なまじ共聴施設で地デジが見れてしまっていたので大丈夫だろうという思い込みが
こういった事態を招いてしまたのではないでしょうか。