4LDKの一般的な一戸建てのテレビ配線図の例です。
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上記の場合、UHFアンテナで地デジの電波を受信した場合の例です。
テレビユニット(アンテナ線を差し込む所)が5箇所の場合は6分配器を取り付けるのが一般的です。
例外として2分配器と3分配器を2個使用するやり方もあります。
この例の場合は1FのLDKのテレビユニットが「電通ライン」となっていますので
ここにPS「ブースターに電源を送る機械」を取り付けてあります。
ブースターを屋外に取り付けした場合は、このやり方が主流です。
ブースターを室内の取り付けする場合は、分配器も室内にある事が前提となります。
今の新築の一戸建てですと、ユニットバスの点検口に分配器があったり
2Fの屋根裏にあったり、テレビ配線や電話配線、LAN配線などが集中している
「集中BOX」にある場合もあります。
電気のブレーカーBOXとは全く別物です。
分配器の近くに100Vの電源を取れるコンセントがある場合は、ブースター本体に直接電源を取れる様になりますのでテレビユニットにPSは不要になります。(ブースター本体と合体)
送り型のテレビ配線図
少々古めの住宅で使われている場合が多い「送り型のテレビ配線図」です。
テレビユニットを「送り型」を使用する事によって、一本のケーブルからどんどん電波を送っていくイメージとなります。
送り型ユニットは構造的には「1分岐器」とにております。
この系統の場合、2Fの送りユニットのアンテナ線の接続部分や2Fから1Fに行っているケーブルに不具合が発生すると、
それ以降のすべてのテレビ端子に不具合が発生し、地デジが映らなくなったり、ブロックノイズが発生します。
この図では、家庭内に設置されたテレビアンテナまたはCATVからの信号を、宅内分配器を通して複数のテレビ受信機で受信する配線方法を示しています。
具体的には、家庭内のテレビアンテナまたはCATVからの信号を、宅内分配器を介して複数のテレビ受信機に分配します。この場合、分配される信号は弱まるため、分配器には増幅器が内蔵されているものが一般的です。
また、最近では地デジ対応のアンテナが一般的になっており、この場合には地デジアンテナからの信号を、同様に宅内分配器を介して複数のテレビ受信機に分配することができます。