テレビの画面に「E101」「E202」「E203」といったアルファベットと数字の組み合わせが表示されると、何が起きているのか分からず不安になる方が多いと思います。これらはテレビが自己診断した結果を知らせるエラーコードで、コードごとに原因の傾向が決まっています。
この記事では、約30年にわたるアンテナ工事・受信トラブル対応の現場経験をもとに、主要なエラーコードの意味と対応方法を一覧でまとめました。表示されたコードから該当箇所を探して、対処の参考にしてください。
この記事の目次
エラーコード早見表
まずは主なエラーコードの一覧です。表示されているコードを探してみてください。
ポイント:エラーコードはテレビ本体の自己診断による表示です。コードが多少ズレて表示されることもあるため、似た番号同士(E201とE202など)は同じグループの対処法を試してみてください。
電波受信系エラー(E201・E202)
もっとも発生頻度が高いのが、このグループのエラーです。「電波がテレビまで十分に届いていない」ことを示しています。
- E201:電波の受信レベルが基準をやや下回っている状態
- E202:受信レベルが大きく不足している、またはほぼ受信できていない状態
主な原因は、テレビ裏のアンテナケーブルの接触不良、分配器・ブースターのトラブル、台風や強風によるアンテナ方向のズレなどです。E202については、E202エラーだけ出る原因は?地デジが映らない時の完全対処ガイドで、発生頻度順の原因一覧・診断フロー・成功率付きの対処法まで詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
アンテナレベルの数値を確認したい場合は、テレビのアンテナレベル確認方法でメーカー別の手順を紹介しています。
チャンネル・契約系エラー(E203・E204・E205)
このグループは、電波そのものよりも「チャンネル設定」や「契約状況」に関わるエラーです。
E203:放送休止中
選局しているチャンネルが、番組改編期や深夜帯などで放送休止になっている場合に表示されます。番組表を確認し、放送休止中でなければ、一度電源を切ってからチャンネルの再スキャンを試してください。電波不足が原因でE203が表示されることもあります。
E204:チャンネルが存在しない
放送局が割り当てていない周波数帯を選局しようとした場合に表示されます。リモコンのチャンネル番号設定が誤っている可能性が高いため、チャンネル自動受信(再スキャン)をおこなってください。
E205:視聴条件を満たしていない
主にBS/CS放送で、契約が切れている、または未契約のチャンネルを選局した場合に表示されます。契約状況を確認し、必要であれば契約手続きをおこなってください。
B-CASカード系エラー(E101・E100)
地デジ放送の視聴・録画には、B-CASカード(または新CASカード)が必要です。このカードに関するトラブルは、次のようなコードで表示されます。
- E100:B-CASカードが挿入されていない
- E101:B-CASカードを認識できない(挿入不良・向き間違い・接点の汚れなど)
対処の基本は、一度カードを取り出し、乾いた柔らかい布で接点(金色の部分)を軽く拭いてから、正しい向きで奥までしっかり挿し直すことです。強くこすったり、湿った布や唾液で拭いたりすると接点を傷つける恐れがあるため避けてください。これらを試しても改善しない場合は、カード本体、またはカードを受け取る側のテレビ機器の故障が考えられます。
衛星放送(BS/CS)系エラー(E209)
E209は、主にBS/CSアンテナを使用している場合に表示されるエラーです。BS/CSアンテナは、人工衛星から送られてくる非常に高い周波数帯の電波を受信し、コンバーターでケーブルに送れる周波数帯に変換しています。このコンバーターやアンテナ自体に不具合があると、E209が表示されます。
地デジとは別の経路で受信しているため、地デジ(地上波)は正常に映るのにBS/CSだけ映らない、という場合に多く見られます。BS放送全般のトラブルについては、関連記事もあわせてご確認ください。
エラーコードが出た時の基本チェック手順
どのエラーコードであっても、まず試しておきたい基本のチェック手順は共通しています。
- アンテナケーブルがテレビ本体の「アンテナ入力」端子に奥までしっかり挿さっているか確認する
- 壁面のテレビ端子に同軸ケーブルが奥まで正しく挿さっているか確認する
- 電源コンセントが奥まで正しく挿さっているか確認する
- B-CASカードが正しい向きで奥まで挿さっているか確認する
- テレビの電源を切り、コンセントを抜いて30秒以上待ってから再起動する
- チャンネルの自動受信(再スキャン)を実行する
注意:これらをすべて試しても改善しない場合、特に電波受信系のエラー(E201・E202)でアンテナレベルが極端に低い場合は、屋外アンテナの調整や交換など専門業者による高所作業が必要になるケースがあります。無理に屋根に上るなどの作業はせず、業者に相談してください。
テレビ映像トラブルは専門業者への相談がおすすめ
テレビが映らない、E202エラーが頻繁に表示される場合は、
アンテナの向きのズレや劣化、配線の不良などが原因の可能性があります。
アンテナ設備は屋根上や高所に設置されていることが多く、自分で点検や修理を行うのは危険です。
原因が分からない場合は、アンテナ専門業者に相談することをおすすめします。
アンテナぱんだの対応内容
- 地デジアンテナの修理・交換
- BS/CSアンテナの設置・調整
- 受信レベル低下の原因調査
- アンテナ方向調整
- 配線・ブースターの点検
【アンテナパンダ】
公式サイトを見る
※対応エリアやサービス内容の詳細は公式サイトをご確認ください。



コメント
[…] テレビが映らなくエラーメッセージが出る。 主なエラーコード一覧とその対応 […]
夕方になると、地デジにだんだんブロックノイズが出てきて、最終的に映らなくなります。翌朝、また映るようになります。ただし、気温の高い日(10度以上?)は夜でも映ります。この現象は、今年冬に入ってから出てきた現象です。それまで、2年以上問題なく使ってきました。原因と解決策を教えてください。
アンテナ視聴が前提でお話します。
家中すべてのテレビが同じ症状かどうかにもよりますが、
恐らく同軸ケーブル(アンテナ線)の伸縮によってどこかの接触不良が起きていると思われます。
同軸ケーブルは気温によって伸び縮みを多少するので、
ケーブルが屋外に配線してある部分で中継箇所(繋ぎ)をしている部分があればそこが怪しいかと思います。
それ以外にも分配器やブースターの機械的な故障などもありえます。
どちらにせよ電気店さんに相談して、原因の切り分けをしてもらって、修理費用等も事前に教えてもらって納得の上でやってもらうようにしましょう。