テレビのアンテナ線の加工を自作したい方の為に、同軸ケーブルの接続に使用されるF型コネクタ(接栓)の加工の仕方を簡単に説明します。
用意する物
・F型コネクタ
・同軸ケーブル
・ペンチ
・カッターナイフorハサミ
・やる気
2・カッターナイフかハサミで先端から2cmほどの部分の外皮に切れ目をいれます。
5・覆いかぶさっている「ヒゲ」を指で広げます。
※ヒゲがあるのはトリプルシールドの同軸ケーブルのみです。
6・開いたヒゲをカッターナイフかハサミで根元から切断します。
7・次にカッターナイフかハサミで外皮の根元から5mmくらいの所でアルミと発泡に切れ目を入れ取り除きます。
※中の芯線を傷つけないように注意
※古いケーブルの場合はペンチでアルミを軽く数回つまんであげると剥がれやすくなります。
9・次にF型コネクタをペンチでコネクタを挟みさがらケーブルに差込ます。
※アルミ部分をコネクタの中に入れるように
※少し揺らしながら入れると入れやすいと思います。
11・通したリングをコネクタの根元にもっていきペンチでつまむ様にかしめます。
12・芯線をコネクタ先端の面でペンチで切ります。これで完成です。
13・正面から見るとこんな感じです。中身にアルミのゴミがコネクタに触れてないか確認します。
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出来上がったF型コネクターはブースターや分配器などの機器への接続に使用します。
テレビやレコーダーといった機器に接続しても良いのですが、5Cなどのケーブルは芯線が太いので接続部分の受け側(テレビのアンテナ受信側)が広がってしまいます。
一度広がった接続部分に、ワンタッチプラグ等で接続すると十分な接触が出来なくなってしまう可能性があり、結果的に受信障害(ブロックノイズやE202等)が発生するかもしれません。
ですから、個人的にはF型コネクターは分配器やブースターに使用する事をオススメします。
コメント
[…] ワンタッチプラグやF型コネクタ等の緩みや芯線が折れていたりする場合もあります。 […]
[…] ブースターに繋ぐ同軸ケーブルはF型コネクタで加工してしっかりと固定する様にしましょう。 […]
[…] 自分でコネクタを加工する際はF型コネクタの作り方を参照下さい。 […]
[…] F型コネクタで作り直すと先端がピンではない為、 […]
[…] 作り方はこちら […]
[…] 同軸ケーブルの接続はすべてF型コネクターが望ましいでしょう。 […]