テレビ端子の水濡れによりテレビが映らなくなった事例

テレビ端子周りの図 地デジが映らない

テレビ端子が水濡れで故障

先週にテレビ(地デジ)が映らないという事で訪問したお宅の事例です。

CATVに加入している方で家中のテレビが映らなくなってしまったという事でした。

家中のテレビが映らなくなってしまう原因としては

・電波元の不具合(この場合CATV)
・ブースターの故障
・電通ラインのショート(分配器など)
ブースターのPS(電源部)のコンセント抜け

この辺がよくあるパターンです。

今回の場合、PSが取り付けてあるテレビ端子の周辺をごそごそと触ると映るようになったりするとの事でさっそく調査をしてみました。

まず、レベルチェッカーで今の電波を測定しますが、やはりゼロですね。

テレビ端子をぐっと差し込むとやや低めの電波が来ます。

そこでテレビ端子がある壁面ユニットを分解して中を見てみました。

壁面ユニットとはこんな感じです。
テレビ端子とユニット部分

ユニットを取り外して中を見ると、なんと「」があるではないですか!

大量ではないものの、小指の先大くらいの水溜りがLANのユニットの上にあり、

その下にあるテレビ端子はやや錆びていて、焦げてるような感じにもなっていました。

電通ラインであったテレビ端子に水が掛かり電気がショートしてブースターに電源を供給出来ていなかったのです。

さっそくテレビ端子を交換して無事に復旧したのですが、問題はなぜそんな所に水があるのか?

ユニットには電気のコンセントもすぐ横にあるので、最悪電気がショートして火災にでもなったら大惨事ですし、そうでなくても木が年々に腐ってきてしまうと思います。

僕には住宅に欠陥があるとしかいいようがないです、こんなパターンも初めてでしたし。

こんなの住宅を購入した側にしてみれば、気をつけようのない事なので、建築会社さんにしっかりやってもらいたいですよね。

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