地デジの電波特性とテレビの映りの関係
地上デジタル放送は、アナログ放送と違ってかなり電波にシビアです。
アナログ放送の場合は、多少電波が弱くても、
少し画面がざらついた感じになりますが見る事はできました。
しかし、地上デジタル放送の場合は、「映る」「映らない」が結構はっきりしています。
例えばTVのチューナーへの入力レベルが55dBだったとします。
伝波の強さは常に一定ではなく、環境や気温等で常に変化しています。
入力レベルが55dBの時はキレイにテレビを見る事が可能でも
52~53dBの時にブロックノイズが出現したり帯状の横線が出たりします。
そして50dBで全く映らなくなってしまう。
こんな感じで、アナログ放送とは違ってザラザラでも映るという事がありません。
ですので、50dBで映らなくなるのであれば最低限60dBの入力レベルは、欲しい所となります。
最低入力レベルの数値は各テレビやレコーダー等のチューナーの性能によるところが大きく
例えば、シャープのテレビだと映らないけど、パナソニックのテレビなら映るって事もありえます。